マテオチャンスを知った時、DAVE MATEOはもういなかった

けん玉にまつわるもろもろをなんとか言葉で伝えようとするブログです

けん玉DIYその1 けん玉ホルダー

けん玉DIYと言っても自分でけん玉作るとかそんなハードルの高い話ではない。

腰に下げるシンプルな見た目のホルダーが欲しいなあ、と思って探してみたら全然売ってない。なんかゴツいのばっかりで正直ちょっと気恥ずかしい。

なら、レザーでいっちょ作っちゃおうか、と急にDIYスピリットに火がついてちょっと前に自作したのだが、それをブログ用に細部を変更してもう一度作ってみることにした。レザークラフト初めてでもできるぐらいカンタンなんでやりたくなった人はご一緒にどうぞ。

 

 

デザイン


イメージしていたデザインとしてはSweets KendamasのCoopar Eddy考案のCoop Strapがかなり近いのだが、これだとけん玉装着した時に若干腰に近すぎる。

spingear.jp


普段Tシャツをゆったり目で着る僕にはもうちょっとホルダー自体が長くないと全部Tシャツの裾に隠れてしまう。彼の動画に出てくる自作ホルダーの数々の中にちょうどいいデザインの物があったのでそれを参考に(要はパク…)作ってみた。

参考にしたのはコレ。カッコいいな。でもデカいキーリングは何に使うんだろ?キーホルダーここに着けるとけん玉傷だらけになりそう。↓

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Coop Strapの開封動画も過去にCooper Eddyが作ったけん玉ホルダーがすんごい種類出てきてオモロい。

youtu.be

めちゃくちゃいっぱい作ってるな、Eddy… 

よーし、こっちもやるぞー(もうやってる)

 

用意するもの

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【工具】

・カシメ打ち

・カシメ打ち台(僕はただのゴム台使用)

・皮ポンチ(反対から読んじゃダメというセクハラ)

・木槌(僕は家にあったゴムハンマー使用)

・目打ち ※これは100均にもあるかも。

・定規

・カッター(オルファ革裁ち用)

・カッターマット ※100均の小さいのでOK

・へり落とし(なくても良い)

・トコノール(なくても良い)

・コバ磨き(なくても良い)

 

【材料】

・15mm幅サドルレザー 長さ80mm/97mm/57mmの3枚

・両面カシメ頭径6mm 足の長さ7mm× 3

ギボシ頭径4mm(前にネジ式を使ったら外れて無くなったので打ち込み式に変更)

・角カン15mm

・ヨットナスカン21号15mmシルバー

・磨き真鍮回転ベルトフック01 シルバー


ベルトループがないパンツ用に回転式のベルトフックまで用意したんだけど、これが正直高い。回転しないやつにするか、あるいは無くても大丈夫かも。僕も夏場にグラミチのショートパンツ履く時ぐらいしか要らない気がする…

レザーも経年変化を楽しむ為にサドルレザーにしてコバまで磨いてみたけど、面倒ならコバ磨きは省略しても全然OK。どうせほとんど見えない(おいおい)。

とは言えそれでもゼロから揃えると5千円超えちゃうかも。

 

作り方

①革を切る

上部のナスカンと角カンをつなぐ80mmとけん玉を固定する部分の97mm/57mmの3枚をオルファの革裁ち用のデカいカッターで上からバツンと切る。

97mmの革は右側を80mmの位置から反対側の端まで斜めに切ってちょっとアクセントに。

 

②コバを磨く

最初に作った時はやらなかったけど、今回はサドルレザーなので頑張ってやってみた。めんどくさい人はやらなくてもOK。

↓こちらのサイトを参考にさせてもらった。youtubeもあるけど、作業しながら見るにはブログ記事の方がありがたい。 

tools-leathercraft.com

 

ナスカンと角カンを革でつなぐ

80mmの革を三つ折りにしてカシメを打ち、二つの金具をつなげる。叩く時結構デカい音出ちゃうので昼間にやった方がいいかと。

↓同じくこちらのサイトを参考にさせてもらった。

tools-leathercraft.com

革に穴を開ける際、カシメのアタマ側だけ2.5mm、アシ側と真ん中の2箇所は2.0mmのポンチ穴を開けるのがポイント。いや、このサイトわかりやすいな。ありがとうございます。

 

ギボシを取付け、受け用の穴を開ける

できるだけ見た目をシンプルにしたかったので止め具はスナップじゃなくギボシにした。打ち込み式(カシメ式)だと外れなくて安心だけどあんまりサイズがない。ギボシを付ける場所には1.5mmのポンチ、ギボシの受けは3mmのポンチ(キツめが良ければ2.5mmでもいいかも)を使用。受けの穴に作る裂け目は正直適当…裂け目が拡がらないようにするストッパーの穴は1mmのポンチ使用。穴と穴の芯々で5mmぐらいかなぁ。

↓同じくこちらのサイトを参考にさせてもらった。

tools-leathercraft.com

 

⑤④で作った2つのパーツをカシメでつなげる

 

⑥③と⑤で作ったパーツをカシメでつなげる

これでできあがり!1時間かからないぐらい。

 

完成品

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結局ベルトフック外して直接ベルトループに引っ掛けた時の感じが最初狙った見え方に近いかも…ま、好みの問題。今の既製品にないモノにはなってるのでは?ちなみに最初に作ったのはコレ。↓

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比べると、ギボシの受けをパーツ分けたことによって変なよじれがなくなって見た目も良くなったと思う。あと、斜めにカットした部分がHender Scheme(エンダースキーマ)のtail belt(テールベルト)みたいでカッコいい(自画自賛)。

コバ磨いたけど写真じゃあんまりわかんない…ま、初めてなんでよしとしよう。

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ヌメ革なんで今後の経年変化も楽しみ~

家にこもって簡単DIYも楽しい。しかし金を使い過ぎた…もうちょっとクオリティ上げたら売れんかなー。