マテオチャンスを知った時、DAVE MATEOはもういなかった

けん玉にまつわるもろもろをなんとか言葉で伝えようとするブログです

ふたつのはねけん

今回もいつも通り細かい話。

MS-06FとMS-06J*1の違いぐらい細かいディテールの違いを掘り下げたい。

最近「飛行機→1.5スワップジャグけん」にハマっている。
色んな人がおかわりでサラッと決めてるのを見て影響されたせいだろうか。
あるいはkawachuu_さんの#28trickslater*2でサブリミナル的に刷り込まれていたのかもしれない。

毎日練習しているうちに気付いたのだが、玉持ちからけんを1.5回転させてキャッチする時、単に通常のはねけん+0.5回転させる感覚でやってもあまり上手くいかない。

通常のはねけんは上に上げながら回すけど、1.5の場合はできる限りその場で素速く回すのがポイント。

ここからは「その場で」「素速く」をより詳細に説明してみよう。
言葉だけだと何が何やらわからんと思うので図解つきで。

①水平よりちょい下までけん尻(中皿)を倒す
そこまでけんを下げない人もいると思うけどここまでは通常のはねけんと一緒。
実際は穴位置をほぼ水平にすると自然にけん先がちょっとだけ下がる

 

②手首のスナップで素早く玉穴をほんの少し上に向ける
玉穴が斜めからまっすぐにかわる場所を支点にテコを利かすイメージで。
けん先の根本と支点を密着させることを意識すると良い。

 

③玉穴が上を向いた瞬間にピタッと止める!
ここがポイント。

通常のはねけんだと玉穴を垂直に近いぐらいまで持っていくが、
1.5ジャグけんの場合はすぐに止める!

 

④玉穴が水平に戻ると同時にけんが穴から飛び出す
クソ文系脳
なので物理学上正確な説明ではないことを念頭に読んでください。

あくまでイメージで。
上に向けた玉穴をピタッと止めるとその反動で玉穴は水平に戻ろうとする。
結果、けんを前に押し出すような感じになるのかな、と。

自分で言っといてアレだけど説明がクソ文系脳過ぎる…

 

⑤穴から飛び出した瞬間、けんが一気に回転する
これまたクソ文系脳で説明すると、
最初に上に向けた遠心力と、最後に玉穴が水平に戻る時にけん先に加わった下向きの力が穴から出ることで一気に解放されて回転するようなイメージ。



いや、ホンマにこの説明が僕の語彙の限界ですわ…すんません。

あくまで感覚をムリヤリ言語化しているだけなので、
本当にけんがこんな動きをしているのかは正直わからない。

シンプルに言えば「その場で」「素速く」がコツだってだけだから…

4/17追記

違う、この説明はなんか違う気がする…
どちらにしても単なる自己満足ではあるけど修正させてください。

④けん先が玉穴の中を外に向かって横滑りしていく

⑤けんが玉穴から飛び出して一気に回転する

この説明が自分的に最もしっくりきますね。
これも本当にそうなのかわかんないけど…

ただ、この説明でなぜはねけんが引っかかるのか
大体説明がつくんでは?

要するに玉穴の角度が水平に近すぎると、
上向きの力が殺されすぎてけん先が滑らないで引っかかる、ってことなのかな、と。

当たり前っちゃ当たり前な話か…

追記以上です。けん玉トリックを言葉や図で説明すんのって難しいな…
力不足を痛感。精進しやす。

 

このやり方でけんを回すと、けんも水平に近い場所でキャッチしやすい。
次はジャグなので当然キャッチは水平に近い方がつなぎやすいのは言うまでもない。

キャッチのコツは、リリース前にけん尻を倒した場所のちょうど反対側にけん尻が来ることを想定すること。
そうすれば速くて回転が見えなくても割と簡単にキャッチする場所だけは安定させられる。

水平でキャッチするタイミングは当然慣れが必要なので練習あるのみ。
回す強さとスピードを一定にすることを意識しよう。

あとキャッチする時ずしりと重いけんをキャッチするイメージだと自然とキャッチ後に手首も下がるような気がする。
コレは単なる個人的なクセと言うかイメージの刷り込みみたいなもんだけど。

そしてこのようなコンパクトな回し方が上手く見えるコツでもあり、実際メイクしやすいコツでもある。

 

この回し方と玉のリリースに「スワ天のコツ=回転をかけて穴位置の方向を固定する」を応用したことで、メイク率がかなり上がった。

SWEETSの動画でjoshuaflowgroveがスワ天だけじゃなくて1.5スワップジャグけんでもやっていたのでマネしたらとても良かった。おすすめ。

www.youtube.com

…といってもやはりシビアなタイミングが要求されるので、ほんの0.1秒タイミングがずれただけでグダグダのバタバタのグチャグチャになるけど。

 

↓一応普通のはねけんも図にしてみた。
こっちも普段いちいち意識しないでやってるから言語化するの難しい…
もっとすべての動作がヌルっとつながってるイメージかも。

 

1.5スワップジャグけんは他にも色んな派生技があり、トスインとかジャグうぐいすとかも毎日練習している。

なかなか上手くならないが決まった時は最高に気持ち良い。

トスインのファストをキレイにメイクするのが今のプチ目標。
一度なんちゃってメイクをインスタにあげたんだけど、0.1秒でも遅れたらやっぱりファストじゃないよな…と妥協してたのがちょっと恥ずかしい今日この頃…
シンプルに中途半端なメイクってダサい…

 

余談だけど、ジャグうぐいす練習してると穴コンの意識が通常の5倍ぐらい高まるので、普通の1.5スワップジャグけんが割と穴コンできるようになったような気がしてる。
なのでうぐいす乗らなくても良い練習になるかもです。

 

もう一つ余談。

ジャグを入れない普通の1.5スワップけんは縦でキャッチしたいので水平じゃなく普通のはねけんを高く上げずに若干速く回すイメージ。

玉穴45度ぐらいの角度で1.5スワップジャグけん同様テコを使うと良い感じ。

あとてるさんが「くるるっと」ってリズムだって言ってたなぁ。

この場合の玉トスに関してはonoderagori(ゴリさん)がmatsu_tkc(ビースト松本さん)にアドバイスされたと言う膝使うタイミングに合わせるのが個人的にはオススメ。

www.instagram.com

 

以上、ふたつのはねけんの話プラス余談でした。

多分中級以上のプレーヤーなら誰もがなんとなく使い分けてはいるのだろうけど。

なんとなくやってることを言語化するのは楽しい。

いつかスタプレファストも…とは思うが、第一段階の膝を大きく使う練習で全くコツがつかめないまま5分も練習すると膝の耐久値がもうゼロ。

↓これ以上ないぐらいとても親切な解説だとは思う…思うけどできん(泣)

 
 
 
 
 
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*1:Fは宇宙戦仕様、Jは地上戦仕様。何の話かって?ザクの話に決まってるでしょうが!

*2:けん玉最大のSNSイベント。詳しくは過去記事参照。

mateomateo.hatenablog.com