マテオチャンスを知った時、DAVE MATEOはもういなかった

けん玉にまつわるもろもろをなんとか言葉で伝えようとするブログです

けん玉検定マスター1級への道 その2

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年内にエキスパート1級取得を目標にしていたのだけど、
なんとかクリア!!めでたい!!(自分でバイブス上げていくスタイル)

前回その1を書いてから約4ケ月の短い間に
僕のけん玉ライフは劇的に変化した。

その変化こそがエキスパート1級をクリアできた要因でもある。

大きくは3つ。

①インスタグラムを始める
②地元でやっているけん玉の練習会へ参加する
③オンラインのけん玉練習会へ(毎晩酒飲みながら)参加する

ってなところ。

今更ながら思い知ったことがある。

けん玉は誰かと一緒にやった方が絶対に上手くなる。

自分より上手い人とやるとなおさら。
そうだと知ってはいたけど、実際やってみたら本当に全然違う。

眉毛を剃って山にこもっても*1けん玉は上達しない。

大事なのは自分の動きのどこに問題があるかを客観的に指摘してもらうこと、
そこから具体的な改善につなげてPDCAを高速で回すことだ。

習うより慣れろ

変なやり方で慣れると矯正するの大変
の両方に悩まされるのがジャグ、と前に書いたんだけど
これってジャグに限らずけん玉のトリックすべてに言える話

正しい動きを何度も確認しながら反復練習しないとメイク率は上がらない。
間違った動きがクセになってしまったら矯正するのは至難の業。

僕の場合、ワールウィンドの変なクセ(玉をずっと見てるとけんから意識が離れてフリップがぐちゃぐちゃになる)を矯正するのが本当に大変だった。
なんなら今も矯正し続けている。
繰り返し繰り返し正しい動き、タイミング、力加減を筋肉に諭すようにゆっくり繰り返して徐々にマシになってきた気はする。

個人的にはワールウィンドの件があってから最初に正しい動きやコツを理解しようとする傾向がより強まった。
そしてそれにはリアル、ネット問わず他者との交流が欠かせない。
動画観ただけで正しい動き、コツを再現できるのは単なる天才。

凡人が最短で上達しようとするならとにかく人に見てもらってガンガンダメだしもらって聞きまくる方が絶対良い。

実際僕がこの4ケ月やってきたことをちょっと書いてみる。

①インスタグラム
毎日投稿とかマメじゃない自分には絶対無理なので週イチぐらいのまったり更新。
…ではあるけど次は何を投稿しようかなー、なんて思いながら明確な目的意識を持って練習するようになったのが大きな変化。

そしてDMでちょっとコツを聞いたりすると親切に教えてくれる人ばかり。

何この優しい世界。

インターネットはもっとヘイトとイジメと悪口であふれていると思ってたよ…
ま、匿名掲示板だとけん玉でも荒れるのかもしれないが、怖いので見てない。
FACT FULNESS*2にも書かれているように先入観を捨ててフラットに見るのは大事だな。

SNSを当たり前にやってきた人には何言ってんだこの人、って感じだろうけど。

 

②けん玉練習会
地元でigaken10(イガケン)さんという方がやっている練習会にインスタでDM送って10月11月の計2回参加。
主に初心者向けっぽかったのと、他に初参加の人も結構いたおかげであんまり緊張しないで済んだ。
中には上手い人もいて、目の前でマテオ見せてもらったりもしてちょっと感動した。
でもレベルが違い過ぎると言われたことが理解できなかったりはする…

1年ぶりに受けたエキスパート2級の検定は2回受けて2回とも落ちたけど、
人と練習するのも検定の緊張感も何もかもが新鮮で楽しかった。

あと、家ではけん玉をやらない娘(8歳)がなぜかこういう外でのイベントへの誘いだと、おとんのけん玉に付き合ってくれるのだった。
たとえ開催場所のスラックラインパーク、ガンバデさんのトランポリンが目当てだとしても…月イチで娘とデートできておとんは嬉しい。
もう検定の話全然してないね…

 

③オンラインけん玉練習会
#ourpark という名前のオンライン練習会。
とにかく毎晩3時間とかやってるんで単純に練習量がめちゃ増える。
主要なメンバーはみんな酒飲みながらやってるんで酒量も増える。

けん玉先生も3人いるけど、酔うとグダグダになるので検定は主に早い時間でしかやらない(笑)。
まだ参加させてもらって1週間ぐらいなのだが、マジで酒量も練習量もどうかしてる。

そんな空気だからか、最初からなんだか気楽に楽しませてもらっている。

でもKENゲームでできなかったトリックを猛練習してやり返す、みたいなことも真剣にやってたりするのでそういうオンオフの切り替えが実はすごい好きなところ。

スワップ天中とか、ここに来なければ絶対やってないトリックだ(ちなみにKENゲームで振られたのは2回転スワップ天中…できるかーい)。

でも翌日必死でやったらなんとなくコツがわかってきて1回転で初メイク。
一人でやっていると味わえないこういう刺激が何より新鮮。

初日にエキスパート2級をクリア、エキスパート1級は5回目でクリア。
やっぱり毎晩検定してもらえるのってありがたい。

検定合格した上に、上述したスワップ天中はじめ、
・2回転裏灯台とんぼ返り
・2回転UFO裏月
・宇宙遊泳扇風機~スワップダウンスパイク
・2回転風車~2回転風車地球回し
・2回転バレルロール
などを初メイク。なんか上手くなるスピード上がったかも?
めちゃくちゃ苦手だったワールウィンドのメイク率上がって来たし、
ダブルワールウィンドも前より決まるようになってきた!

マスター3級のトリックはあとメイク率上げていくだけ。
年内取れたら超うれしいけどまだちょっと早いかな。

あとハードにやり過ぎて若干体重が落ちた…
手首も腱鞘炎で痛いしオーバーワークはケガの元。
さすがに毎日はおじさんには堪える。
楽しいけど体がついてこねぇ…

ここでやってる各種のゲームはたぶんリアルでやってもおもしろいはず。
いつか別の記事で詳しく書こうと思います。
とりあえず年内の目標はクリア!…しかし問題はマスタートリックの改訂
今年は結局アプリの動画の差し替えなかったなぁ…アレ、便利なのに…
2021の動画は去年の12月25日にアップされていたので、今年ももうすぐ…
正直毎年難易度の上がり具合がエグい!
ガクブルしつつ待っているとしよう。

 

ここまで書いてからふとエキスパート3級〜1級の合格を目指す方のために解説などしてみるのも良いかもな(えらそう)と思ったので次回書きます。

*1:極真空手創始者大山倍達修業時代のエピソード。空手バカ一代を参照のこと。この男は実在するっ!!実在するんだってば。

*2:2019年のベストセラー。世界は本当はどんどん良くなっている、という事実を膨大なデータを元に検証している。何事も思い込みは良くないね、って話(要約しすぎ)。