マテオチャンスを知った時、DAVE MATEOはもういなかった

けん玉にまつわるもろもろをなんとか言葉で伝えようとするブログです

やっぱりジャグが好き。

気が付けばもう10月。けん玉始めて祝2周年だ。(誰も祝っちゃくれないので自分で言う)

そんなタイミングなのでふと初心に帰って最初にあこがれたトリックのことを考えた。
それは明確に二つあって、一つはダウンスパイク(天中殺)、
もう一つが現代けん玉の花形トリック、ジャグ(ル)。

ダウンスパイクは最初の頃失敗してよくヒモが切れてしまったけど3ヶ月ぐらいで何とかできるようになった。
そもそもあの頃以外ヒモって切れてないな…どんだけ変な力入れてたんだ。
今ではファストハンドとか地獄車とかも一応できる。

問題はジャグ。
ジャグ大皿初メイクまで半年かかり、ジャグとめけんは更にそこから半年、1年がかりでようやくメイクできたが…複数ジャグが本当に苦手。
いや、苦手はカッコつけ過ぎか…

ヘタ、の一言に尽きる。

未だに2ジャグ、3ジャグとなると全く安定しない。あまりに上達しないので最近は複数ジャグの練習自体していない。

理由の一つには自分のけん玉練習のほとんどが「リビングでテレビを観ながら」という究極に怠惰なスタイルなので、落として床を傷付けるトリックはあまり練習しないから、というのがデカい。
ニトリのマットは自室にしか敷いていないから…

とは言えジャグはやっぱりカッコいい。

定期的に練習したい気持ちが盛り上がるタイミングはある。
けん玉始めてちょうど2年、かつKWC直後の今がそうだ。

ある人は言った。

「ジャグにはジャグと向き合う時間が必要だ。」

ある人は言った。

「ジャグの概念は慣れ。」

 

やっぱり時間かけないとダメか…
やるよ!やりゃいいんでしょ!(誰に言ってんだ)
たぶん腕がもたないので1日30分ぐらいが限界だろうけど、ちょっと続けて練習してみようじゃないか。

こないだエキスパートの練習する言うてたやんけワレ、と思ったガラの悪い関西人のあなた!
それもちゃんとやってますんで!

そうと決まれば目標設定と練習法のリサーチである。
(すぐこういうふうにビジネス風に始めようとするのクセになってる。)

まず自分が憧れるジャグは手首グニャグニャのやわらかいタッチ。
プレーヤーで言うと今年のKWC決勝10位だったsulabのRYUNOSUKEくんだ。

 
 
 
 
 
View this post on Instagram
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

A post shared by スーラボ (@su_lab)

www.instagram.com

コレコレ!
めちゃくちゃ手首柔らかい!超憧れる。

で、次は練習方法なのだが今ジャグ練習の参考になるHOWTO動画は実は結構充実している。
どれを参考にどんな練習をするのがベストなのか…
いろいろ検討した上での結論を言ってしまおう。

1.ヒモなしけん玉でフリップ練習×10分

①右手でけんを投げる

②左手に持った玉を右手でタッチ

③右手でけんをキャッチ

①〜③をひたすら繰り返してジャグのフリップの感覚を体にすり込む練習。
SweetsとLotusの動画で推奨されてたやり方。

youtu.be

親指を弾いて素早く回転させるワールウィンドや通常のけんフリップのやり方と
手首でリズミカルに回転させるジャグのやり方では勝手がだいぶ違う。
どっちか一つを体に刷り込む、だったらまだ簡単なんだけど
使い分けるの本当に難しい…

Joshua Groveがリズム感の例として「チャッチャ、チャッチャ」言ってるのかわいい。

 

2.玉2個でお手玉練習×10分

紐を外した玉2個でお手玉し続ける。
やわらかい手首の使い方と左右のライン分けの距離感を意識。
お手玉練習もいろんな人が推奨している。
できない人はリアルお手玉から始めるのもアリ。

ただし、けん玉でやるお手玉はめちゃくちゃ疲れる!
10分でへとへと…

 

3.ヒモなしジャグ練習×10分

最後はヒモなしでのジャグ。本番一歩手前。

フリップの感覚、手首の柔らかさを常に意識して丁寧に。
ヒモなしも色んな人が推奨しているが、言われているほど簡単にはできず、一度投げ出した過去アリ…

その過去も踏まえて基礎的な練習の1と2を追加したのだった。

 

以上3種類の練習法をとりあえず毎日30分、1ヶ月続けたらどうなるか。
自分の体を使って実験してみるとしよう。

ちなみに地味な1と2のおかげで3が楽しくなる効果あり。
まだ1日しかやってないけど、いきなりヒモなしで7ジャグまでいけた!

 

その他のおすすめジャグ解説動画もご紹介。

①けん玉youtuberてる

youtu.be

てるさんのジャグHOWTOは何種類かあるけど、後からアップされてるこちらがかなり親切。時間も長い。

 

②フォロワー20万人超えのtiktokerになる前のゆ〜だま

www.youtube.com

今や最もけん玉してない人に知られているけん玉プレーヤー(兼大道芸人)かもしれない。

今のこなれたtiktokからは想像できない素人感が逆に好感度高い。これもめちゃ長くて口の悪さとはウラハラに内容はど親切。
最初、投げた玉を左手でキャッチする練習はめっちゃやって効果あった。オススメ。

 

③英語ができたら一番おすすめ?!lotus kendama

www.youtube.com

ジャグを制するのは分析と戦略だと明言し、ロジカルな解説に徹してるのがいい。

サブリミナル効果でも狙ってんのかと思うほど解説中も常にスローでジャグの動きを観せ続けられるのもなんかクセになって何回も観てしまう。

観てるだけで上手くなったような錯覚に陥るが、けん玉を持つと現実に強制送還させられる…
文字起こしとかも利用すると英語しゃべれなくても意味調べたりしながら何となくは理解できる。

他にもKROM、KUSAからもジャグHOWTO動画はアップされているけど、具体的な練習法を求めているなら上記3つがやはりおすすめ。

 

練習法はさておき、コレは有効なコツだな、というものも列挙してみよう。

・玉とけんの位置関係は左右で明確に分けるが、離れすぎてもダメ

・けん投げる→玉キャッチ→玉投げる→けんキャッチ、の一連の流れは全部同じ高さで

・けんはすべりどめから中皿のフチあたりまでの位置で毎回キャッチする

・玉は弾かずに中指と薬指の付け根あたりでちゃんとキャッチしてからトランポリンが衝撃を吸収、反発するように手首を使って投げる

それができないから苦労してんだよ!ってもんばっかりやな…

 

習うより慣れろ

と、

変なやり方で慣れると矯正するの大変

の両方に悩まされるのがジャグかな、と個人的には思っている。

ブルース・リー師は「考えるな、感じろ。」(Don’t think,Feel.)と言ったが、
ジャグに関しては「考えろ、感じろ。」って感じだと思う。

ま、ヘタクソがこれ以上御託並べてもしょうがない。
絶対上手くなってやる!!

それではまた1ヶ月後!
全然上手くなってなかったら忘れたフリして放置するかもしれないけどね!