先日のけん玉ワールドカップに刺激を受けて、
改めてGlokenのけん玉検定マスター1級に向けた練習を再開することにした。
再開、という言葉通り、最近は検定のトリックはあまり練習しないでサボり気味だった。
今更告白すると僕の現在地はエキスパート3級。
去年11月に合格したんだけど、そこで足踏みしたまま今に至ってしまっていた。
元々始めて1年経つまでにエキスパート1級までの技を全部メイク(※検定合格ではなくあくまでメイクするだけ)、という目標を立てて練習してはいた。
その目標は努力の甲斐あって何とか昨年9月末にギリギリでクリアできた。
とは言え、トリックによってはほとんど運ゲーなものもあり、とてもじゃないけど検定の規定である5回以内にメイクできるような精度じゃないものも多かった。
そしてそもそも検定を受けるようなモチベーションが正直あまりなかった。
あくまで個人的な趣味として続けているだけだったし、
特にけん玉やってる知り合いもいないし、
そして何よりSNSで人間関係を広められるような社交性が絶望的に不足していた。
そんなぼっちダマーが何故急に検定を受けたのか?
答えはただの偶然。
家族で公園にでかけてけん玉してたらたまたま検定員の資格持ってる親切なダマーさんに出会った、と言うだけの話。
いっぱいお試しけん玉並べて通りすがりのお子さんに教えてらっしゃる方だったので
娘をダシに一生分の社交性を発揮して話しかけた。娘、グッジョブ。
(完全に余談だけど、子どもと一緒にいるだけで、けん玉やってる時に話しかけられる率は間違いなく上がる。)
その時、軽い感じで検定やってみる?なんて言っていただき、ダメ元でアドバンス3級からやったらするするとエキスパート3級まで合格したのだった。
とは言え、こんなに緊張したの何年ぶりってぐらいド緊張したし、またその緊張が新鮮で楽しかったのも覚えてる。
エキスパート3級最後のUSA一周が5回目で決まった時はマジでここ10年で一番てぐらい嬉しかった。
2級も受けたけど、しょっぱなの2回転飛行機で沼って終了…そんな甘くない。
ちなみに娘もベーシック3級ゲットしてその瞬間だけけん玉熱がちょっとだけ上がっていた。今はめったにやらんけど…
それを機にやっぱり検定合格という形で残るのは良いな…とあっさり宗旨変え。
目標はけん玉始めて2周年の2021年9月末までにマスター1級合格!
…だったはずなのに気付けば8月も終わり…
マスタートリックリストの2021年版への改訂が正直キツかった。
【マスタートリックリストの変遷】
黄色く塗ったトリックは前年から継続のトリック。
毎年半分以上入れ替わっているが、4つだけずっと残ってるのもある。
一向にコツがつかめない2回転裏灯台とんぼ返り、たけうま〜ダウンスパイク、
タップもジャグダンスパもできないのに合体しやがって絶望しかないタップジャグルダウンスパイク、
失敗するたびに手が痛い円月がふりけんから1.5回転トスインに変更…
このあたりの新顔に大苦戦。
そして元から苦手で30回に1回ぐらいしか決まらないダブルワールウィンド、
同じく苦手なフリップ系のジャグルけんフリップけんあたりに心を折られ、
マテオなんて入口にすら立ってない。
あとやっぱりわざわざ検定を受ける、というハードルが正直高い。
そんなこんなで春先ぐらいから裏月ばっかりやって検定のことをしばし忘れて(逃げて)いたのだが、KWCの余熱を利用してよっこらせと重い腰を上げてみたのだった。
とは言え一度もメイクできていないマスターのトリックはまだ5つもある。
9月中どころか年内でもマテオは絶対無理だ…クロスロードで悪魔にでも出会わんと無理だ…
フリップが絶望的に苦手なのでフリップからのジャグからのフリップからのジャグけんなんて全くできる気がしない。
タップも玉を傷だらけにするのがイヤで練習すらまだしていない。
エキスパートの2級1級も当然手強い。
そんなわけで改めて現実的な目標設定をすることに。
年内にエキスパート2級1級合格!
よっしゃ。そうと決まればまずはエキスパートの弱点強化だ。
裏月ばっかりやってる場合じゃない。
マスターにすらリストにないトレフリップだのバックワードだの練習すんのは後だ。
2級から全トリックを順番に見ていこう。
・2回転飛行機
メイク率60%ぐらいなので大丈夫かと思ってたけど、人前だとたぶんこの確率の半分以下まで落ちそうな気がする…
ギリギリだなー。
・たけうま~1回転さかおとし
たぶん大丈夫。Revolution Clearの玉でドーピングした結果、得意技と錯覚するレベルに…
OkendamaのRevolution Clearについてはこちらの過去記事をどーゾ。↓
・宇宙遊泳
たぶん大丈夫だけどたまに沼る。ヒザ使うタイミングが難しい。
投げ技はやっぱり危ないからあんまり家で練習しない分、習熟度が低い。
当然ニトリのマット*1は敷いてるけど。
マジな話、部屋で練習していて投げそこなってフィギュアに直撃して首がもげた…
そんなこともあり、単純に体がまだうろ覚え。
正確なフォームを意識しつつ練習量増やす。
・けんフリップ灯台~さかおとし
やや不安。コレもフォームが固まっていないかも。
まずは見本動画を見直してから練習!
・ワールウィンド
クソ不安。トリックとしては好きなんだけど僕がこのトリックから好かれていない…
最近ようやく決まる時のフォームを体が覚え始めた気はするのだけど…
もっとヘタな時期に変なフォームやタイミングで練習しすぎてそれを体が忘れてくれない疑惑。
これもマッスルメモリーってやつなのか…
単発もヘタだけど、流れの最後で決めようとすると余計変な癖が顔を出してくる…
頭で一つ一つの動作を丁寧に確認できないから体に染みついた変なクセが自然に発動してしまう…
このへんやっぱりゴルフとかテニスとかと一緒で変なクセつくと直すの大変みたい…
正しいフォームって大事だと痛感。
これはとにかく数より1回1回の丁寧さが大事な気がする。
続いて1級。
・中皿極意~回転けん
たぶん大丈夫。だけど静止系は本番の緊張で失敗しがちというのが通説。
検定までに成功率80%ぐらいまで上げたい。現状まだ60%ぐらい。
・らせん飛行機
かなり不安。現状成功率20%ぐらい。
まだコツがつかみきれていない。
見本動画観直しつつもうちょいトライ&エラーして修正しよ。
・宇宙遊泳スワップけん
かなり不安。これはどうかすると成功率10%切るかも…
最近ちょっとタイミング変えたら良くなってきた気はする。
これも宇宙遊泳同様、練習量増やさないとダメっぽい。
・1回転月面~さかおとし
問題ナシ。だけどたまにさかおとし外す…詰めアマ!さらに精度上げるべし。
・ジャグルとめけん
やや不安。調子に波がある。
あと、自分の穴コン*2はまっすぐあげて、縦に360度回転させる地球回し方式。
上手い人の穴コンはダウンスパイクみたいに若干前に回転かけて
穴が上または前を向いたところでキャッチ→4分の1から2分の1回転戻す。
tiktokで有名なゆ〜だま氏のジャグ解説や検定の見本でもそうなっていた。
↑スローで見るとよくわかる。
こっちの方が確かに回転の誤差は少なくなるんだろうけど正直全然タイミング合わせられない…
…ってこれ完全に個人的な覚書やないか!
すんません。
だって書いとかないと忘れそうだから…
検定ではRevolution Clear玉 × Boost shapeアッシュけんの私情最強チートセットアップを使う予定。
↓コレ。2級1級には風車系のトリックがないので、この月面&静止系に全振りのセットアップでイケるはず!
マスターのトリックのことはエキスパート合格してから考えよ。どうせ変わるんだろうし…
そしてGlokenさん、けん玉検定アプリのマスターの動画が2020のまま、もうすぐ9月です…ずっと…待ってます…忙しいですよね…来年変わるタイミングでもいいので更新して欲しいです…あのトリックごとに動画サクッと観れるの便利なんだよなー。
あれで再生速度をYouTube同様に自分でいじれたら最高。
エキスパート一番の鬼門は僕の場合ワールウィンドだけど、他にも油断ならないトリックがいっぱい…
今のところ、まだまだ運ゲーになってる。
近くが霞まなくて2回転以上でも余裕で見える視力が欲しい。
柔軟な膝と手首が欲しい。
長時間練習してもどこも痛くならない健康な体が欲しい。
人工芝の床と高さ3メートル以上の天井がある部屋が欲しい。
…そんなもんはないものねだり。
客観的に改善点を指摘してアドバイスくれる先生が欲しい。
…それはちょっと勇気出して頑張れ。
限られた時間で最大限上手くなれるように効率的に練習せねば!
良い結果をこちらで報告できるように頑張ります。