数字に強いわけでもないくせにふと気になってしまったのだ。
何を根拠に3万種類って言ってるんだろう、と。
そして考え始めたらずーっと頭の中に居座り続けて気が付いたらボーっと裏月ばかりやって無意識にグリップ効きそうな玉オンリーをポチる毎日…ってそれはただの僕の日常。ISRAELの限定アッシュ、日本の深夜2時販売スタートはキツい…さすがに草木も僕も爆睡ですがな。朝起きたら売り切れてますがな。3万種類の話する気あんのか。すいません。気になってるのは本当。
けん玉のトリックってそもそもMECE*1に分解しづらい。
グリップだけでも
剣持ち
皿持ち(いわゆるもしかめ持ち)
ロウソク持ち
玉持ち
ペンギン(これも剣先が上でも中皿上でもどっちもペンギン…何なら玉持ちでもペンギンにできる)
スイベル
ってあるし、アンダーバードとか吊るしとか紐持つやつはいきなりもう「その他」*2って言いたくなる…!
途中で持ち替えた場合どっちに分類すんだって話になるし…
持ち替えもファスト含めると結構分岐増えるイメージ。そう言えばゴーストって持ち替え?ゴーストはゴースト?
グリップでの分類に早々に挫折しそう…!手ごわいよけん玉の技分類…
kenholやKENDAMA ISRAELのダマダイスはどういう分類にしてるのかな?
気になりつつまだ買ってない。
www.kendamas.co.il
複数回転や複数こなす(ジャグ、タップ等)系は回数増やすと違うトリックと認識するのが妥当なのかなぁ?
1回転増やすだけで難易度全然変わるし。ま、2回転すら安定せず、3回転なんてまぐれでしか入らない僕にとってそれ以上は全部超絶難易度なのだが…
体操でもフィギュアスケートでもスノーボードでも、回転増えたら違う技なのは当たり前。ここはやっぱり違うトリックと認識するべきだろう。
ただ、そのルールだとアームバウンスで確か300回以上やってる人がいるので、フィニッシュの技変えるだけですぐ3万種類行きそうだけど…例外過ぎですね、はい。
連続技もどこまで一つの技として認識するのか?bonzatronとかwyattslayあたりのフローがたまに超絶長いのだが…
これとか↓
これとか↓
エグ過ぎて言語中枢が死ぬ…
それに連続技も順番変えるだけでもう別の技だよな…
となると、3つつなげる連続技1つでもバリエーションが9種類生まれる計算に。
試しにレジェンド*3で考えると、
ノーマル:飛行機→はやて中皿→ダウンスパイク
逆:ダウンスパイクファストハンド→はやて中皿→逆落とし
おや?別の技にしかなってない…同じ技なのははやて中皿だけやないか。
逆落としをバイーンはねけん*4にすると
よりレジェンド逆にやってるっぽくはなるけど難易度が急にブチ上がる…
はやて中皿に至ってはそもそも基本的に先頭にならないつなぎ技だもんなぁ。
刺した状態スタートがアリになるとまたグリップの種類増えちゃうし。
順番変えるだけで別の技とか言うのはムリがあるのかな…
それだと世界一周の周り方で別の技認識できる世界線が生まれてしまうし…ってちょっと何言ってるかわからないですね。
とめけんから1周して大皿で締めた時の虚無感はある意味新鮮。マジ無。ひたすら無。
やっぱりけん玉は「最後に刺してなんぼ」の世界だ。パフォーマンス系のけん玉見てるとよくわかる。
結論。連続技は単純に順番変えるの無理。だらだら1000文字書いてようやくその程度の結論!ツラい!
terrakendamaのchrisgoonのロックバランシングならぬけん玉バランシング*5とか、けん玉の技と言っていいのか…?みたいなジャンルもある。
これは本当に衝撃↓
ダメだ…1ヶ月ぐらい仕事休んで朝起きてから寝るまでずっとけん玉のこと考え続けてもたぶん凡人にはムリだ。
いや、マジでどこからやってきたよ3万種類。
今この瞬間もtakuya_04.17とかtiblex_18みたいなド天才がどんどん回転数もタップ数も増やしていくし、motty_sulabproteamとかyuudama09863みたいなキテレツ発明家が目を疑うような場所に乗せて(ゆーだま氏の場合、乗せるものがそもそもけん玉じゃないことばかりだが…)見たこともない新技開発したりするし、bonzatronとかwyattslayみたいな化物がまたとんでもなく長いフローかましたりするし、その他プロアマひっくるめたあらゆるプレーヤーが日々いろんな技を生み出し続けている…
↓これとかな。入れた後の表情ズルい。静止技じゃないけどこの技3秒静止ルールにするべき。
そんなこんなで今、絶対3万種類じゃない。それだけは間違いない。
今日はこんな薄い結論でさようなら。
暇な時にもうちょっとマシな考察しよ…
毎年KROMがやってるその年のベストトリック決めるコンテスト=#KROMTOTYとか、sweetsがやってる#28trickslaterとか、新しいトリックに触れる機会はいろいろあるので、新技開発にいそしんでみるのも一興かと。